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2006.04.16 Sun
■宇宙ステーションや有人惑星探査機の修復などで将来は必要になるとみられる無重力、真空でのアルミニウム溶接の実験に高松工業高専(高松市)の吹田義一教授が成功した。
航空機の落下で無重力状態をつくり、機内の真空の箱の中で溶接した。高専発の技術に宇宙航空研究開発機構(JAXA)も関心を示している。
国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟を担当するJAXAによると、ISSは溶接を使った建設計画はないが、完成後に隕石などの衝突で損傷し、溶接で修復しなければならないケースはありうるという。 地上では、放電による高熱で金属を溶かすアーク溶接という溶接法が代表的だ。しかし、宇宙空間では放電が難しく、溶接も困難だった。

吹田教授は放電に使う電極に穴を開け、溶接部に向けてアルゴンガスを噴射する方法を考案、98年にステンレスの溶接実験に成功した。ISSに多用されるアルミニウムは、表面に酸化膜ができて溶接できなかったが、放電を断続的にし、その衝撃で酸化膜を粉砕することを考えた。  実験では、日本海上空でエンジンを止めて自由落下する航空機内で約20秒間、無重力、真空の「模擬宇宙環境」をつくり、直径3センチの二つのアルミ管溶接に成功。金属の飛散はなく、地上の溶接と同じ強度が確かめられたという。  

旧ソ連は80年代、電子ビームを使った宇宙での溶接実験に取り組み、米も97年に宇宙での実験を計画したが、有害なX線が発生し、溶けた金属の飛散で宇宙服を破損する危険性もあるとして中断している。(朝日新聞)

※『宇宙アルミ溶接技士資格』 って、誰が認定すんだべ?

模擬宇宙での溶接
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