
■自動車工学と自動車技術の向上発展を奨励することを目的とする社団法人・自動車技術会は、このたび2006年の自動車技術会賞を発表、マツダ社員6名が2つの賞を受賞した。
● 技術開発賞の受賞について
受賞者 :
西口 勝也 マツダ(株)技術研究所 シニアテクニカルスペシャリスト
玄道 俊行 マツダ(株)技術研究所
高瀬 健治 マツダ(株)車体技術部
庄司 庸平 マツダ(株)車体技術部
垰 邦彦 マツダ(株)第1車両製造部
受賞対象 :
鉄-アルミニウム摩擦点接合技術の開発 「技術開発賞」は、自動車技術の発展に役立つ新製品または新技術を開発した個人会員およびその共同開発者に贈られる賞である。
本技術は、世界ではじめて実用化に成功した、摩擦熱を利用し鋼板とアルミニウム板材を接合する技術である。
これまで、鉄とアルミニウムは融点が異なり、一般的な熱を利用した溶融溶接は困難とされていた。このため、既存の接合方法としてはリベットなどの機械的接合が一般的であり、ランニングコストや重量の増加、使用可能な部位が制限されるなどのデメリットがあった。
本接合技術は、摩擦熱を利用し、固相状態で鉄とアルミニウムを冶金的に接合するもので、回転工具の形状と接合条件を最適化し鉄側に亜鉛メッキ鋼板を用いることにより、信頼性と生産性を高いレベルで両立することが可能となる。
さらに、従来必要とされていたリベットなどの副資材が不要となるためランニングコストの削減と軽量化も可能となる。
現在、地球環境問題に対応するために、車両の軽量化による燃費向上は有効な手段のひとつとされている。今後このようなアルミ材の部分適用は確実に増加すると考えられ、本手法は生産性、コストの観点から有効な接合手法となりえると考えられる。
本技術は、2005年に発売を開始した新型ロードスターのアルミニウム製トランクリッドに採用し、2006年3月末までの生産実績は約40,000台である。
尚、本技術は2006年3月に、日本アルミニウム協会賞「技術賞」も受賞している。
(マツダニュースリリース)
※異種格闘技戦を制した感じ。 マツダも本当に元気になった。 広島カープも・・・。