情報おさらい
■ロシアのアルミニウム最大手、ロシア・アルミニウム(ルスアル)が同業スアル・グループを買収し、さらにスイスの商社グレンコア・インターナショナルのアルミナ部門を取得することで、2日にも合意する見通しだ。関係筋が明らかにした。これが実現すれば、推定時価総額300億ドルの新会社が誕生し、現在アルミメーカー世界最大手の米アルコアに対抗できるようになる。
新会社のアルミニウム年間生産量は約440万トンと、アルコアの昨年の生産量360万トンを上回るとみられる。アルミ業界は、鉄鋼、銅、ニッケル生産の各業界に比べはるかに細分化されているため、アナリストは、新会社が誕生すれば世界のアルミ業界の再編がさらに進む可能性があるとみている。
今回の合意が成立すれば、ルスアルは世界最大手の一角になるために欠けていたものを手に入れることになる。取得予定の資産は、電力を大量に消費するアルミ生産にとって重要な、安価な電力を調達できるという点で、アルコアに勝っている。アルミニウムを作る中間素材アルミナの原料であるボーキサイトが不足しているが、スアルの豊富なボーキサイトとグレンコアのアルミナを獲得すれば、ルスアルは原料の自給に近づくことができる。ルスアルの地位が向上すれば、アルコアや、アルミ生産量世界2位のカナダのアルキャンに対する競争圧力が増す。アルコアやアルキャンは、エネルギー費用の高騰で、北米や欧州の製錬所の操業を休止し、電力が豊富で安価なアイスランドやトリニダード・トバゴに新たな設備を建設せざるを得なかった。
アルコアもロシアでのアルミ生産を検討している。同社の代表団は先週、ロシア東部のハバロフスクを訪れ、自治体高官によると同社は同市での製錬所と水力発電所の建設を検討しているという。アルコアの広報担当者は、この話し合いは「極めて初期の段階」だとした。(ダウ・ジョーンズ)
※既出だが、詳報と言う事で。
新会社のアルミニウム年間生産量は約440万トンと、アルコアの昨年の生産量360万トンを上回るとみられる。アルミ業界は、鉄鋼、銅、ニッケル生産の各業界に比べはるかに細分化されているため、アナリストは、新会社が誕生すれば世界のアルミ業界の再編がさらに進む可能性があるとみている。
今回の合意が成立すれば、ルスアルは世界最大手の一角になるために欠けていたものを手に入れることになる。取得予定の資産は、電力を大量に消費するアルミ生産にとって重要な、安価な電力を調達できるという点で、アルコアに勝っている。アルミニウムを作る中間素材アルミナの原料であるボーキサイトが不足しているが、スアルの豊富なボーキサイトとグレンコアのアルミナを獲得すれば、ルスアルは原料の自給に近づくことができる。ルスアルの地位が向上すれば、アルコアや、アルミ生産量世界2位のカナダのアルキャンに対する競争圧力が増す。アルコアやアルキャンは、エネルギー費用の高騰で、北米や欧州の製錬所の操業を休止し、電力が豊富で安価なアイスランドやトリニダード・トバゴに新たな設備を建設せざるを得なかった。
アルコアもロシアでのアルミ生産を検討している。同社の代表団は先週、ロシア東部のハバロフスクを訪れ、自治体高官によると同社は同市での製錬所と水力発電所の建設を検討しているという。アルコアの広報担当者は、この話し合いは「極めて初期の段階」だとした。(ダウ・ジョーンズ)
※既出だが、詳報と言う事で。



