7/2日経アルミ指標
■6月度平均・・・・ 378.1 前月より @10.9円/kgダウン。
箔の憂鬱
■レトルト食品の包装材などになるアルミニウム汎用はくは4月、国内の大口取引価格が1割上昇した。需給引き締まりを背景に、原燃料高を理由とするメーカーの値上げが満額で浸透した。しかし、各社は値上げ成功にも心から喜べない様子だ。
実は汎用はくの需要は低迷している。需給の引き締まりは、同じラインで造る特殊はくの好調が支えているだけだ。特殊はくはアルミ純度が高く、薄型テレビなどデジタル家電に多く使うコンデンサーの主材料。アルミはくメーカーは同じ圧延機で両者を造り、需要に応じて生産比率を変える。 このため「特殊はくの需要が減れば、アルミはく全体の需給はたちまち緩む」。各社の浮かぬ顔の理由はここにあった。
少子高齢化などで食品消費が伸び悩み、汎用はくの需要は低迷が続く。一方の特殊はくはデジタル製品の普及を見込んだコンデンサー各社の増産を受け、引き合いは好調だ。 日本アルミニウム協会(東京・中央)によると、5月の汎用はく(食品用)出荷量は前年同月比2.0%減。一方の特殊はく(コンデンサー用)は1.7%増えた。
もともとアルミはく業界はメーカー数が適正より多いとされ、供給過剰が慢性化していた。特殊はくの需要が立ち上がった2005年ころまで、不採算のメーカーが多かった。過去には汎用はくの値上げ浸透を狙って談合し、公正取引委員会の指導を受けたこともある。 足元では需給が締まり値上げも通りやすい。ただ08年の北京五輪開催を境に特殊はくの需要が一服し、再びアルミはく全体の需給が緩むとの見方もある。各社は「元のもくあみ」への警戒感を強めている。 (日経新聞)
※箔の様に薄い期待もこのままでは…。
実は汎用はくの需要は低迷している。需給の引き締まりは、同じラインで造る特殊はくの好調が支えているだけだ。特殊はくはアルミ純度が高く、薄型テレビなどデジタル家電に多く使うコンデンサーの主材料。アルミはくメーカーは同じ圧延機で両者を造り、需要に応じて生産比率を変える。 このため「特殊はくの需要が減れば、アルミはく全体の需給はたちまち緩む」。各社の浮かぬ顔の理由はここにあった。
少子高齢化などで食品消費が伸び悩み、汎用はくの需要は低迷が続く。一方の特殊はくはデジタル製品の普及を見込んだコンデンサー各社の増産を受け、引き合いは好調だ。 日本アルミニウム協会(東京・中央)によると、5月の汎用はく(食品用)出荷量は前年同月比2.0%減。一方の特殊はく(コンデンサー用)は1.7%増えた。
もともとアルミはく業界はメーカー数が適正より多いとされ、供給過剰が慢性化していた。特殊はくの需要が立ち上がった2005年ころまで、不採算のメーカーが多かった。過去には汎用はくの値上げ浸透を狙って談合し、公正取引委員会の指導を受けたこともある。 足元では需給が締まり値上げも通りやすい。ただ08年の北京五輪開催を境に特殊はくの需要が一服し、再びアルミはく全体の需給が緩むとの見方もある。各社は「元のもくあみ」への警戒感を強めている。 (日経新聞)
※箔の様に薄い期待もこのままでは…。