高岡学

■富山新聞文化センター高岡スタジオの開設を記念した特別講座「高岡学」は十二日、高岡市の富山新聞高岡会館で開講した。「高岡の始まり」と題して講演した北陸大の長谷川孝徳教授=小矢部市在住=は、高岡城がなくなった後、まちが衰退せず、産業都市として発展したのは町民のたくましさがあったからと指摘した。その上で「市民が開町四百年の歴史を知ることで、まちに品格が出てくる」と説いた。
長谷川教授は、高岡は城下町のように思われるが、実際は城を母体にした町民の町との見方を示した。商人が全国有数の米市場を運営し、独自の商法で高岡鋳物の販路を拡大したことは、高岡町民のバイタリティーのあかしとした。これがアルミ工業など現代産業が発展する礎にもなったと分析した。(富山・北國新聞)
※アルミ王国富山の歴史を学ぼう。